PRK手術の体験談 〜手術当日〜 意外と痛くない!?
前にPRK手術を受けた際の経過を記事にしました。
今回は、手術当日の経過を詳しく書いていこうと思います。
手術前から手術後までの全体の経過についてはこちらの記事をご覧下さい。
屈折矯正手術全般についてはこちらをご覧下さい。
レーシックとPRKの違いについてはこちらをご覧下さい。
手術室に入るまで
手術日の午後5時頃、眼科に到着しました。
着いた頃には既に10人程が待機していました。しばらくすると、レーシックを受けた人が、保護用の眼鏡をかけて、手術室から出てきました。
その後はおよそ10分に1人のペースで、レーシックを受けた人たちが出てきました。
その日、自分が確認しただけでも、10人以上の人が手術を受けていました。多くの人がレーシック手術を受けているんだなあと実感しました。
安淵眼科では、レーシックを受ける人が先で、PRK手術は順番が最後になっています。他にPRK手術を受ける人がいなかったので、私が最後の1人でした。
しかし、あっという間に私の番になりました。
いよいよ手術室へ
名前を呼ばれ、手術室の隣の部屋に入ります。
そこで麻酔の目薬や消毒が行われます。
既に手術を受けた人が安静にしています。いかにも術後という雰囲気(キャップを被り前掛を付けている)でしたので、少し緊張しました。
手術室では、レーシック手術が行われています。とても手際よく行われていました。そんな中、Windowsのエラー音(のような音)が時折聞こえてきます。
レーザー機器の起動音のようです。YouTubeのRS LASIKの動画でも、同じ音が鳴っています。
RS LASIKの手術風景
事前に、そのような音が鳴ることを知っていたので、ついに自分も受ける時が来たのだと実感しました。
看護師さんが、消毒液と麻酔の点眼のために、椅子に座って上を見るように言います。
この時の点眼がとても滲みました。しばらく痛みで目が開けられません。看護師さん曰く、すぐに痛みは引くとのことでしたが、少し不安でした。
まだ痛みが引く前に、手術室に呼ばれました。瞼をブルブル震わせながら、何とか目を開けました。
あまりよく見えていない中、手術用のベッドに横たわります。
早速、目薬を入れられます。その次に、大きく目を開いたところに、テープが貼られました。すると、目が半開きの状態になります。そこに、開瞼器で完全に瞼を開いて固定します。
レーザー照射
瞼を固定できたので、いよいよPRK手術(amoils PRK)が始まります。大量の水で目が洗われます。ひんやりとした、今までに感じたことのない感覚でした。
そして、amoilsという電動ブラシで、角膜上皮を除去します。
その次に、剥がれた上皮を取り除き、目の水分を拭き取ります。
これでレーザー照射前の準備は完了です。とにかく白いライトが眩しいです。その真ん中にある緑の光を真っ直ぐ見るように言われます。
安淵眼科で使われているエキシマレーザーは、wavelight EX500という比較的新しい機種です。
「ピッ」という音が鳴り、レーザーが起動し、2回目の「ピー」という音の後に、レーザーが照射されます。照射の瞬間からタンパク質が焦げたような臭いがします。
照射時間は10秒程度でしょうか。あっという間でした。
目が動いてしまわないか心配でしたが、案外動くことはなかったです。
レーザーの照射が終わると、保護用のコンタクトレンズを装用して手術は完了です。
もう片方の目も同じようにし、気が付けば終わっていました。ベットには10分も寝転がっていなかったと思います。また、手術自体はほとんど痛くなかったです。
術後〜就寝
ベッドから起き上がった瞬間、既に、
よく見える!
眼鏡をかけている時のようによう見えます。しかし、眼鏡とは違って周辺部に歪みはありません。これが裸眼の見え方なのだと感動しました。
感動しているところで、医師が目の状態を確認します。問題は無いとのことで、手術室を後にします。看護師さんからは、コンタクトレンズがずれないようにあまり目を開けず、薄目でいるように言われました。
手術室を出ると、目薬の説明を受けます。PRK手術は目薬の種類が多いです。また、内服薬(痛み止めや90日分のビタミンC)もあるため、結構な量です。
こちらの目薬は、渡された分の一部です。
帰宅途中
帰宅する際には、電灯には虹色の綺麗な輪っかがかかっているように見えます。これは、手術直後特有のもので、美しくさえ感じられました。
帰りの電車でも、既によく見えます。行く時は、ぼやけてよく見えなかったので、不思議な気分になりました。
いつもは暗い夜道も、少し明るく感じました。手術当日から、高い視力でしか見えないクリアな世界に感動しました(*^o^*)
夕食〜就寝
家に帰って夕食を食べました。その後、テレビを見たのですが、
めちゃくちゃ鮮やか!
∑(゚Д゚)
に感じました(笑)。
大袈裟なようですが、本当にそう感じました。色合いがものすごいのです。画面がいつもより明るく、コントラストが強く感じました。これからはテレビを観るのも楽しくなりそうです。
手術当日お風呂に入れないため、すぐに就寝します。目薬や飲み薬も忘れないようにします。
保護用コンタクトレンズを付けたまま一週間過ごすことになるので、少し不安でした。特に、寝ている間に外れないか心配でした。
医師によれば、外れても問題はなく、上皮がベリッと剥がれて痛みが強く出る(患者にとっては十分問題な気もするが😅)だけとのこと。寝る時も保護用の眼鏡は必要ないとのことです。
極力下を向かないように意識して寝ました。翌朝、結果的にはコンタクトレンズが外れることはありませんでした。
また、意識すれば、案外目を擦ることもなく、押さえ付けることもありませんでした。
痛みに関して
いつ麻酔が切れるかとビクビクしていましたが、この日は、結局痛みがでることはありませんでした。amoils PRKは痛みが少ないと聞いていましたが、本当にそうだったようです。
ただ、ゴロゴロした感覚はありますし、コンタクトがずれないように気を付ける必要もあるため、術後は安静にするのが一番良いと思います。
まとめ
以上、PRK手術当日の体験談でした。
印象的だったのは、直後からよく見えていることや、麻酔が切れて痛くなることがなかったことです。
体験談では、直後はそれほどよく見えず、痛いと言う話が多かったです。このあたりは、個人差もあるので、受けてみないと分からないところだと思います。
この後の経過も詳しく書こうと思います。
手術翌日編に続きます♪
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