【レーシック】MEL80(MEL90)、VISULASIKの動画

2023年12月17日

MEL80とは、ドイツのカール・ツァイス社の「エキシマレーザー角膜屈折矯正手術(LASIK/LASEK/PRK/epi-LASIK)」に使われるエキシマレーザーです。

 

今回は、MEL80やVISUMAXについて紹介します。

MEL80を使ったレーシック手術の動画

この動画の場合、フェムトセカンドレーザー(フラップを作るための機械)に同じくカール・ツァイス製のVISUMAXが使われています。VISUMAXは、レーシック以外にも、RELEX smileという最新の視力矯正手術にも用いられます。

 

名古屋アイクリニックによればVISUMAXは、

●エネルギーが低いため角膜へのダメージが少なく、炎症を起こしにくい
●傾斜角を持つフラップが作成できるため、外部からの衝撃に強く、ずれない
●フラップ作成時、上昇する眼圧を低く抑える事ができるため、圧迫感が少ない(サクションリングの吸引力が弱いため)
●網膜血流への悪影響が少なく、網膜・視神経へのダメージを軽減できる
●衛生的な使い捨てアタッチメントで、フラップ作成時の感染リスクがない
●精密で均一な薄いフラップが作成できる
薄いフラップなので、術後のドライアイを最小限に抑えることができる 名古屋アイクリニックより

などの特徴があるとのことです。ただ、他の会社のレーザーでも、新しい機種であれば安全性は十分高いです。

 

このVISUMAXを使ったレーシックがVISULASIKです。最近では、エキシマレーザーにはMEL80ではなく、最新機種のMEL90が使われることもあります。

MEL90

MEL90は、名古屋アイクリニックのVISULASIK、品川近視クリニック東京院のイントラレーシックアドバンス及びスタンダードZレーシックなどで使用されています。

 

こちらは、最新機種のMEL90を使ったレーシックです。

照射速度も、MEL80の250Hzから、500Hzまで向上しています。

まとめ

各社が自社のブランドをアピールするためにレーシックでも様々な名称があります。

 

例を挙げると、iLASIK、Zレーシック、RSレーシック、VISUレーシックなど様々です。それぞれに良さがありますが、後者の3つが比較的新しいものとなります。

 

それぞれの目に合った、最適な機種で治療するのが、一番良いです。

 

そのためには、病院選びが重要になります。レーシック手術を検討している方は、一度無料相談などを受けてみると良いです。

 

他のレーザー機器についても記事にしていますので、よろしければご覧下さい。