WassUp botやクローラーのアクセスも解析するプラグイン! 

WordPressのアクセス解析プラグインには、前に紹介したslimstat analyticsなどがありますが、多くのプラグインはログを全てを記録しているわけではありません。

 

そのようなプラグインの場合、特にbotやクローラーのアクセスが記録から弾かれてしまいます。botやクローラーはとてつもない量のアクセスをしている場合があり、低容量のサーバーの場合、結構大きな負担になる場合があります。しかし、そのほとんどが記録されないため、アクセス拒否などの対応がしにくくなります。

 

また、スパムアクセスなども弾かれる場合があるので、いざという時に原因のアクセスログか見つからず、対応が遅れる原因にも繋がります。

 

そこで、WassUpの出番です。WassUpでは、全てのアクセスログを記録することができます。googlebotやbingbot、SEO関連のbotなどのアクセスなど全て記録されます。

WassUpの使い方

使い方は簡単です。インストールした後有効化すればOKです。設定はデフォルトで大丈夫です。適宜、個々に合った設定を加えれば良いです。

記録されたログはこのように表示されます。アクセスしたサイト、IPアドレス、ホストネーム、botの場合はその名前、リファラー、日時、ユーザーエージェントが表示(Expand Allをクリック)されます。

 

尚、設定はoptionsからできます。一応しておいた方が良いと思う設定としては、ログの定期的な削除についてです。

optionsからmanage dataに進み、Delete old recordsから設定します。

automatically deleteで、ログの削除の頻度を設定できます。あまり短すぎると意味がありませんし、長すぎるとサーバーの容量を圧迫します。

他にもアクセス解析プラグインを入れており、定期的にブログのログを確認する人なら1週間程度で削除しても良いでしょう。

注意点

このプラグインでは、スパムと思われるアクセスに対して警告をしてくれます。「Probably hack/malware attempt!」という警告が出ます。

 

しかし、他のプラグインの影響で、スパムではない通常のアクセスや、自分のアクセスまでもスパムと判定される場合があります。

ログイン画面、管理画面のURLや、プラグイン領域などに異常な回数のアクセスがある場合などは注意しましょう。

まとめ

WassUpは、アクセス解析プラグインとしてかなり優れています。

 

slimstatなどのアクセス解析プラグインで記録できない、botやクローラーなどのアクセスも記録します。フィルターがかかっていない、生のログを確認することができます。

 

大量にアクセスしてくるSEO関連のbotやクローラーなどは、そのツールを利用していない限り、あまり好ましくないと考える人も多いでしょう。そのような時にこのアクセス解析を使うと即座にIPアドレスなどがわかり、対策がしやすくなります。

 

特定の国、IPアドレスからのアクセスを拒否する方法について。