漫画Rawの閉鎖後、manga-1001.comとして復活?

2022年6月9日

漫画rawは無料で漫画が読める、いわゆる海賊版(違法)サイトです。

近年は電子書籍が増加している中、無料で読める違法漫画サイトも増加しています。

 

有名な例を挙げれば、漫画BANK(その後、FBAY→漫画PLAYと名称を変更)、漫画村(閉鎖)、星のロミ(閉鎖)などがあります。

漫画rawの閉鎖

漫画rawの名称のサイトは複数あり、サイトの外観はよく似ています。

 

違法サイトへの規制が強化される中で、漫画rawの内の主要なサイトであるmanga1000.com、manga1001.comが閉鎖されました。

 

comick.top

一方で、mangapro.topは、https://comick.topにリダイレクトされるようになりました。

サイトの名称は、「漫画ばんく」となっていました。外観は漫画rawのままです。

 

manga1000.top

また、manga1000.comとドメインのよく似たmanga1000.topというサイトは、「漫画ばんく」の名前で運営されています。

manga1000.topのドメインの取得日は、2021年11月11日となっていました。比較的新しいことが伺えます。同一の運営者が、「保険」として複数サイトを作ったものと考えられます。

 

manga-1001.comの登場

そして、manga1000.com、manga1001.comの閉鎖後に登場したのが、manga-1001.comです。

こちらは、これまでの漫画rawとはやや外観が異なります。

とはいえ、既に多くの漫画がアップロードされている状態です。

 

追記: 現在、manga-1001.comは、doki1001.comにリダイレクトされています。

「ウイルスに感染」を装った広告

「ウイルス感染」の警告や、「当選しました」などとポップアップで開くのは、違法漫画サイト特有の、迷惑広告です。

ja2n2u30a6rgyd.comというドメインからリダイレクトされていました。

 

ウイルスの警告は、特に問題は無く、ページを閉じればOKです。

 

違法漫画サイトの閉鎖と復活

違法漫画サイトは、漫画BANK(その後、FBAY→漫画PLAYと名称を変更)や漫画rawのように、閉鎖と復活を繰り返しています。

 

著作権の侵害の申し立てが相当寄せられているようで、規制されるのも早くなってきているように感じます。

 

しかし、規制されてもすぐに新たなサイトが現れるという、いたちごっこは依然として続いています。インターネット上における違法行為の規制の難しさが窺えます。