アフリカマイマイ 触るだけでもヤバい!?
アフリカマイマイとは?
アフリカマイマイは、アフリカマイマイ科に分類される巻貝(カタツムリは巻貝)です。
Wikipediaより
近縁種とともに世界最大の陸産巻貝の一種です。成貝の殻径が7 – 8cm、殻高が20cm近くに達する世界最大級のカタツムリです。
アフリカマイマイの特徴
食性は雑食で、ほぼあらゆる植物の芽、葉、茎、果実、種子を食べます。それ以外にも落ち葉や動物の死骸、菌類など、とにかくより好みをせず何でも食べます。
そのため、農作物などにも被害を及ぼし、厄介です。
外来種
本種は外来種で、食用として1932年(あるいは1933年)に、シンガポールから台湾への最初の流入が行われました。
そして、沖縄県には1932年以降に台湾経由で移入され、当初は養殖動物として厳重に隔離され、飼育されていましたが、沖縄戦を機にこれらの飼育個体が野外に脱走してしまいました。
戦後、ほとんど食用にされなくなり、個体数は爆発的に増加しました。
その後駆除が行われ、個体数は徐々に減少しました。しかし、それでも普通に見ることができるほどの個体数がいます。
また、小笠原諸島にも帰化しています。
恐ろしい寄生虫 触るだけでもやばい!?
本種を中間宿主とする広東住血線虫症に感染することで発病する好酸球性髄膜脳炎については2000年に沖縄県で死者がでており、また小笠原諸島ではかなりの確率で同虫のアフリカマイマイへの寄生が確認されています。
本種を生食したり、触った手で目や鼻口などを触ることによって感染します。
また、本種の這った跡に触れること、這った跡の残る野菜類を生のまま口にするのも危険です。
駆除の方法
駆除には駆除や防除にはナメクジ用の農薬が効きます。ナメクジ同様ビールを用いた罠を仕掛けるのも良いとされています。
他のカタツムリ同様動きは遅いので、捕獲は簡単です。
食用にも
本種は食用になります。エスカルゴにも使われるほどです。大きさがあり、繁殖力も強いので、よく使われるようです。
食べる際はしっかりと加熱しましょう。毒などは無いので、加熱すれば問題ありません。
サイゼリヤで使われている!?
Wikipediaによると、実は、このアフリカマイマイはを使用することで、看板メニューのエスカルゴの安価での提供を可能にしているとのことです。(社長も出演したカンブリア宮殿にて、社長直々の発言らしいです)
また、何度も言いますが、加熱すれば問題ないので、普通にエスカルゴを食べる上で心配することはありません。
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