【小さな水族館!?】タイドプール(潮だまり)の魚たち 

皆様は、タイドプール(潮だまり)をご存知でしょうか?

岩礁海岸や干潟の潮間帯において、干潮時に岩や砂泥底などの底質のくぼみに海水が取り残されてたまったものを言います。

 

水深は浅いことが多いですが、様々な生き物が取り残されてており、特に小型の魚にとっては、大型魚から身を守るための逃げ場にもなります。

 

こちらの動画は、タイドプールを泳ぐイワシの動画。

タイトルには、『タイドプールに青物魚が1匹。磯が低い和歌山南紀は、潮が引くと潮だまりがたくさんでき、その中には小魚、エビ、カニ、ウニ、ヤドカリ、貝、海草、アメフラシ、イソギンチャク等々の生物がいっぱい。』とあります。

 

実際、タイドプールには数多くの生き物がいます。まるで、小さな水族館のようです。

 

次の動画では、大量のイワシの幼魚の群れが泳いでいます。

 

網で掬うと、この通り大漁です。

このサイズだと、釣るのは極めて難しいですが、網で掬うのは比較的簡単です。

 

こちらは、20センチ程のボラ。群れでいることが多いため、網で比較的簡単に掬うことができます。

 

 

他にも、様々な生き物がいます。

こちらは大きなウツボ。ウツボは磯などで、地面に上がって食事をすることもあります。

タイドプールは狭く、他の大型魚も入ってこないため、格好の餌場なのかもしれません。

 

 

ベラの仲間のキュウセン。

 

オヤビッチャ(スズメダイの仲間)、イソスジエビなどがいます。ちなみに、イソスジエビは釣り餌として有用で、また、味も良いそうです。

イソスジエビ

 

こちらは、強い毒を持つクサフグ。しかし、膨らんだその姿は可愛らしいですね♪

釣り人にとっては、餌を取られたり、糸を切られたりするので、嫌がられますが(笑) 

 

余談ですが、こちらは膨らんだフグの動画なのですが、再生回数がなんと、2021年4月現在1億4000万回以上再生されています。

食用として人気のフグですが、その丸く膨らんだ愛らしい姿にも人気があるようです。

 

タイドプールには、こんな小さなフグもいます。

こんなに小さくても、大人のフグと同じように膨らみます。

まとめ

今回は、タイドプール(潮だまり)の生き物について紹介しました。

 

一見、ただの大きな水溜りのようですが、多くの生き物がいます。

 

時には大きなウツボなど、思いがけない魚に出会うこともできます。

 

タイドプールでは魚を捕まえやすいです。堤防などでは掬えないような魚でも、比較的簡単に掬えます。

 

是非皆様も、磯遊びをしてみてはいかがでしょうか? 特に、釣りが好きな人にはおすすめです♪

 

尚、磯だけでなく、海辺や川辺で遊ぶ時は、安全に充分配慮するようにして下さいね。