【衝撃】奇形魚!?と思いきや… 魚の驚きの再生能力!

YouTubeにこんな動画が上がっていました。

釣れたミーバイ(沖縄でハタのこと)の尾びれの形が変なのです。通常の尾びれよりもやや短く、縦にやや大きい印象です。

こういう動画が上がると、ネット上では様々な憶測が飛び交います。まずは奇形が疑われがちです。突然変異か、汚染による影響などと言われることが多いです。しかし、実は奇形ではありません。

 

驚異の再生能力

他の魚に捕食されるなどの理由で、尾びれの付け根付近から後ろがなくなり、その後再生した結果、あのような形になったのです。

 

骨などの欠損により、完全に元の形にはなりませんが、傷が治り、ヒレがちゃんと生えてきた結果、まるで奇形のようになる訳です。

 

普通このような魚を見かけることはありませんが、ネットで検索してみると、いくつか見つかりました。

ウツボなどが尻尾に噛み付いて、尾びれが欠損することがよくあるようです。

 

いずれの魚も、再生した尾びれは短く、尻びれや背びれのようです。

 

釣りにおける魚への対応

奇形とは別に、人に釣られてボロボロの魚を見かけることがあります。不自然に鱗が剥がれていたり、針が付いたままだったり、口が切れていたりする場合があります。

 

釣れた魚はリリースするのであれば、あまり素手で触らず(極力地面にも置かず)、すぐにリリースしましょう。

 

針を飲み込まれたり、ひどく傷ついてしまったり、出血が多いような場合は、毒などが無いのであれば極力持ち帰って食べるようにしましょう。

まとめ

今回紹介した動画の奇形のようなヒレは、魚の驚異の生命力によるものでした。

 

身近な魚でも、知らないことがまだまだたくさんあり、いつも新しい発見をしては驚かされます。魚の生態は知れば知るほど興味深くなりますね。

 

今後も魚に関する記事を書いていこうと思います。