【捕食】チヌ(クロダイ)が生きた魚を捕食!?

前にも紹介したように、チヌ(クロダイ)は様々なものを食べます。

チヌを釣る際の釣り餌は様々ですが、一匹丸ごとの魚を餌にするという話は聞きません。

 

しかし、意外にもフィッシュイーターだったのです。

チヌが生きたサバ、アジを捕食

 

こちらの動画では、生きた小サバを捕食しています。チヌは、生きた魚を追うのに適した身体ではありませんが、チャンスさえあれば、他の魚を食べることも多いようです。マダイなども同様です。

また、下の動画のように、死んだ魚もよく食べます。

 

ブリやカンパチなどは、小魚を捕食するのに適した身体です。高速で泳ぎ、小魚を追いかけて捕食します。また、ヒラメは鋭い歯を持ち、強い瞬発力があり、小魚を捕食するのに適しています。

 

一方、チヌやマダイは普段、甲殻類や貝類などをよく食べており、それに適した体型や歯の形となっています。

 

こちらでは、アジを捕食しています。アジには硬いゼイゴ(鱗が変形したもの)がありますが、簡単に噛み砕いて食べてしまいました。

マダイもフィッシュイーター!?

チヌと同じタイ科のマダイがイワシを捕食しています。こちらの動画には「真鯛は活イワシが大好物のようです。同じ大きさのアジ、サバにも見向きもしませんがイワシは見るなり飛びつきます。どうやら真鯛にも好みがあるようです。」とありました。

 

イワシは柔らかく体高も低いため、食べやすいようです。一方、サバは若干硬く、かなり激しく動き回ります。また、アジは硬いゼイゴがあります。同種や生態がほぼ同じ近縁種でも、食性は各個体の好みや、大きさにもよっても大きく異なるようです。

 

大型ほど魚を食べる可能性も高いです。実際、小魚を一匹がけにした釣り方では、巨大なマダイやチヌが釣れることがあるそうです。是非試してみたいものですね。