【玉網の実力】泳いでいる大きな魚も網で掬える!?

玉網と言えば、大きな魚が掛かった時に、引き上げるために使う印象が強いです。

しかし、針にかかっていない、普通に泳いでいる魚を掬う動画を見つけました。

この動画の1分あたりから掬い始めます。

 

この動画の3分30秒あたりから玉網を使い始めます。

小さい魚を掬う話はよく聞きます。しかし、大きなウスバハギを掬う動画は見たことがありません。

ウスバハギは、フグ目カワハギ科の魚で、75センチにも達する、カワハギ科の中では大型の種です。食用にもなります。

カワハギ科やフグ科の魚は比較的動きが遅く、針で引っ掛けたり、網で掬うことも可能です。

網で掬うのは難しい

しかし、ウスバハギの動きが遅いとはいえ、実際に掬うのはかなり難しいと思います。

群れていない魚の場合、その一匹を狙うわけですから、外す確率が高いです。群を丸ごと掬いにいくのとは訳が違います。また、大きいため、玉網に正確に入れなければなりません。

少なくとも、見た目より難しいのは確かです。

そもそも、水中では水の抵抗で動かしにくいです。堤防が高い場合には、長い網を使いますが、長いほど素早く掬いにくいです。

この動画の主はかなり上手だと思います。

 

今度はボラを掬う動画です。

こちらの動画の50秒あたりでボラを掬います。

水面近くに来たボラを、見事に掬っています。

水面まで魚が来てくれると、比較的掬いやすくなります。

水の抵抗を受けにくいのと、気付かれる前に素早く網を水中に入れることができるためです。

魚を掬うコツとしては、

・水面近くに来た魚を狙う

・海面に近い位置から魚を狙う(魚に警戒されない程度に)

・頭から掬う

などです。難しいですが、是非挑戦してみて下さい。私自身は、小さい魚を掬ったことはありますが、大きな魚は掬ったことがありません(掬ったことがあるのはせいぜい20センチぐらいまでです)。そもそも出会えるチャンスが少ないです。そのため、少ないチャンスを逃さないよう、釣りの時は網をいつも持っていると良いです。