ビジターアンケートを装った詐欺に注意!

2021年12月21日

最近急増しているインターネットにおける詐欺。その中でも古典的な方法である、「当選」を装って景品で釣る詐欺をよく見かけます。今回は、ビジターアンケートを装った詐欺について紹介します。

いきなり強制リダイレクト

インターネットでサイトを見ていると、いきなり強制リダイレクトされることがあります。これは、迷惑広告によるものです。迷惑広告による詐欺は他にも多くあり、「ウイルスに感染しました」などと表示されるものもあります。

(尚、当サイトの広告はgoogle adsenseのみで、googleからも私からも許可された広告のみが表示されます。そのため、迷惑広告の心配はありません。ご安心して当サイトをご利用ください。)

偽のビジターアンケート

リダイレクト先のサイトには、怪しい日本語の文章が…。

「親愛なsafariユーザー様、

あなたは10月 6,2019のラッキービジターです。

アンケートに答えていただいた方に、「ありがとう」を込めてApple iPhone 11 Pro が当たるチャンスを差し上げます!」

 

puffinブラウザの場合は、「親愛なpuffinユーザー」となります。ブラウザの違いを認識しているようです。

 

アンケートは、何を答えても全問正解となります。

アンケートの後は、このように景品の選択画面に移動します。また、下には変なコメントもあります。「#嬉しい」、「ドーン!」など、突っ込みたくなる内容です。

 

​​個人情報の入力画面

さらに進むと個人情報の入力画面に移動します。ここに個人情報を入力すると、詐欺師の思うツボです。個人情報を闇で売られる可能性があります。

 

この手の詐欺は、クレジットカード情報を含む個人情報を目当てとしたものがほとんどです。個人情報の流出は、迷惑メールや迷惑電話、クレジットカードの不正利用などの被害につながります。

 

さらに進むと怪しいクレジットカードカード情報の入力画面に。「安全な決済」と書かれていますが、余計怪しさが増している気がします(笑)

 

ここにクレジットカード情報を入力してしまった場合は、利用を直ちに停止すべきです。

インターネット上の様々な詐欺と騙されないための心得

当選するタイプの詐欺でも、少し前は5億円当選や14億円当選など、大金が当選するものが多かったです。

しかし、最近はいきなり当選させることは避け、「アンケート」などをさせてから当選するタイプが増えています。

 

露骨な謳い文句だと怪しまれるため、詐欺だと分かりにくいように工作をしているようです。多くのネットユーザーが、そう簡単には騙されないということを少しは学習したようです。

 

とはいえ、それでもバレバレな手法だと言えます。まず、いきなりアンケートが出てきてスマホが当選するのは、明らかに不自然です。世の中そんなに甘くはありません😅 ネット上において、過大な期待は禁物です。おいしい話には常に注意深く、疑いを持つべきです。

まとめ

自分が開こうとしていたサイトとは違うサイトに強制リダイレクトされる現象は、迷惑広告によるものです。「ウイルスに感染しました」といきなり表示されるのも迷惑広告によるものです。

 

サイトを見ていて、いきなりビジターアンケートが実施されるというのもおかしな話ですし、景品が当たるというのも、話がうますぎます。

 

このような謳い文句に期待して騙されないようにしましょう。そんなに世の中甘くはありません。

 

もし、本物か偽物かわからないという時は、ネットで調べれば一発です。このような詐欺の場合、類似の事例が沢山出てきます。また、当サイトのコメント欄で質問して頂いても結構です。

 

もし、クレジットカード情報を入力してしまった場合は、利用を停止しましょう。

 

新たな手口の詐欺、迷惑広告を見つけた際は、当サイトにコメントを頂ければ幸いです。記事にして紹介する場合もあります。