ウイルス感染 どう対応する? 実は「迷惑広告」

2021年8月19日

また、ウイルスです。本当は感染していませんが、「最近、危険度の高いサイトを訪問したため、あなたの携帯電話は危険なウイルスに感染していました」​あなたのiPhoneはウイルスに感染しています」​などと、いきなり表示されます。

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偽警告にもいくつかタイプがあります。
そして、「ウイルスによってiPhoneが損傷を受けているので専用のアプリをインストールして除去して下さい」という具合にアプリインストールに持ちこむ​迷惑な広告です。
 
本当はウイルス感染などしていませんが、最初に見た人は怖くなるかもしれません。でも、ご安心を。ブラウザを閉じれば問題無しです。また、そのまま放っていても特に問題は無いです。
 
尚、これがウイルスを除去する(わけがない)というアプリです。
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このアプリ自体は問題無いと思われます。しかし、脅されてインストールするのは気分が良くないですね。
 
VPNアプリであれば、他にも沢山あるので、敢えてこれを使う必要はないです。


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尚、VPNとは、第三者による情報の盗み見や改ざんを防ぐための技術として以前からある技術ですが、近年では無料Wi-Fiを安全に利用するための方法としても注目されるようになりました。
 

VPNはVirtual Private Networkの略で、直訳すると「仮想専用線」となります。特にフリーのWi-Fiなど、公衆のネットワークでやり取りする情報は盗み見や改ざんなどのリスクがあります。

そのため、個人情報など盗み見されることが重大なリスクにつながるような情報をそのままやり取りするのはやめておくべきです。特に外国ではリスクが大きく、日本に帰ると預金が空になっていたり、クレジットカードの請求が物凄いことになっていたりすることがあります。

そこで、VPNの出番です。インターネット上に仮想の専用線を設け、安全なルートを確保した上で重要な情報をやり取りすることにより、盗み見や改ざんなどの脅威から大切な情報を守ることができます。

日本の会社のアプリでも無料のVPNがありますので、街中のフリーWI-FIを使う際は利用してみて下さい。

話は戻って、最近迷惑(又は詐欺)サイトへの見えないリンクが貼られたサイトがよくあります。そのサイト自体は普通のサイトである場合も多いです。

普通は、自分のサイトに迷惑サイトを仕込んだりしないでしょう。そのため、サイトの主が貼ったわけではないないと思われます。

では、どこからそのリンクは現れるのでしょうか。
 
その原因は『広告』​です。
無料ブログには広告が表示される場合が多いです。(当ブログの広告は私が貼っているGoogle Adsenseのみです。Googleからも私からも許可された広告のみが表示されていますので、ご安心下さい。)
 
 
一部の広告会社には、悪質な広告も扱っている場合があるというわけです。
 
 
ウイルス感染という言葉で脅すまでいかなくても、強制的にアプリダウンロードなどのページに飛ばす「強制リダイレクト広告」も迷惑です。よく、いきなりブラウザ上でvpnアプリのインストールを求めてくることがありますが、まさにこれです。
もちろん広告会社も黙ってはいません。広告主と媒体社それぞれにサービスを提供しているマイクロアドが、その対応を開始したといいます。
 
(https://webtan.impress.co.jp/e/2018/03/29/28649より)マイクロアド ビジネス開発事業部 部長 中野伸飛氏によると、
『今のオンライン広告はとても仕組みが複雑で、実際に広告が配信されるまでに代理店、第三者配信サーバー、アドネットワークなど複数の企業をまたがります。でもユーザーにはそんなことは関係ないわけですから、「このサイトを見ていたら変なアプリのインストール画面に飛ばされた」と、媒体社へのクレームになる」』とのことです。
 
 
要するに、広告を作った主が悪質な広告であることに気付いていない場合もあるようです。最も、ウイルス感染の広告は悪意の塊ですけどね。
8B6C8DEF-63D0-4037-A8A7-6A767F76C90B-thumbnail2.jpg「VPNを7日間使用し、​プレミアムバージョンを購入して下さい」というのは、課金を促している表れです。脅して課金まで促し、Appleのロゴまで使うとは、かなり貪欲で悪質です。
 
 
 
 
​結論
​ネットにおける詐欺や迷惑行為の全体に言えることですが、​ブラウザを閉じれば問題無い​場合がほとんどです。返信したり、個人情報を書き込んだり、アプリをインストールしたりすれば、相手の思うツボですのでね。
 
皆様、ネットが普及して小学生でもスマホを持っている時代です。それに呼応して、詐欺や迷惑広告も増加、巧妙化しております。そのため、これまで以上にネットでのトラブルには十分にご注意下さい。