キヌバリ 食べ方は?飼育できる?
今回紹介するのは、投げ釣りや胴付き仕掛けなどで時々釣れるハゼの仲間、キヌバリです。
胴付き仕掛けで釣れたキヌバリ
北海道南部から九州、朝鮮半島沿岸の岩礁域に生息します。
体長は15cm。体色は黄褐色で、6~7本の黒色の横帯があり、横帯の数は生息域によって異なります。左右の腹鰭は相合して、ハゼ特有の吸盤となっています。
動物プランクトン、甲殻類やゴカイなどを捕食します。
投げ釣りやサビキ釣り、胴付き仕掛けなどで釣ることができます。ただ、それほど数は釣れません。
近縁種にニシキハゼやリュウグウハゼがいます。いずれも生態は似ており、混じって釣れることがある。
キヌバリは食べられる?
調理法は?
キヌバリはハゼの仲間のためか、それなりに美味しく食べることができます。
ただ、それほど数が釣れる事は少ないです。また、カラフルな魚であり、持ち帰って食べる事は少ないです。
調理法は他のハゼと同じように天ぷらや唐揚げ、塩焼きなどで食べられます。
また、マハゼと同じく肝が大きく、食べる事ができます。
また、よく一緒に釣れてくるハゼの仲間のサビハゼも同様に食用となります。
観賞用としてのキヌバリ
比較的丈夫で見た目が美しいため、観賞用としての価値は高いです。
この魚は見た目がカラフルなので、熱帯魚っぽいですが、温帯性の魚です。
そのため、飼育する際は、水温を上げすぎないように注意が必要です。水温は20~23℃くらいが適温です。
あらゆるものを食べるので、餌には困らないでしょう。市販のペレットフードを与えればよく食べてくれるはずです。
丈夫ですが、白点病にかかることがあるので、水温の管理には注意しましょう。また、殺菌灯を使えば予防になります。
まとめ
釣りをしていると時々釣れるキヌバリ。見た目が美しく毒々しいですが、毒は無く食用にもなります。
ただ、比較的丈夫なので、水槽で飼うのに適していると言えます。
近縁種にニシキハゼやリュウグウハゼなどがいますが、いずれも食用というより、水槽で飼うのに適しています。
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