サビハゼ 食べ方、生態などについて

2019年10月9日

サビハゼは、サビキ釣り、投げ釣り、胴付き仕掛けなどで釣れる小型のハゼです。
 
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こちらの写真は、ウイリーサビキ&アオイソメに食いついたサビハゼ。

​サビハゼの特徴、生態

サビハゼは、スズキ目ハゼ科の魚です。

 
 
体色は薄い灰色で、体側にサビのような茶色の点が5個縦1列に並び、その背方には細かい茶色点が密に並びます。
 
 
全長は大きくても15センチほど、普通は10センチほどの個体が多いです。
 
 
青森県~九州、沿海州、朝鮮半島南岸に生息します。
 
 
内湾の砂泥底に棲んでおり、港や防波堤でも多く見られる魚です。




 

サビハゼは​食べられるか?

サビハゼは小型のため、あまり食用にはされません。

 
 
しかし、実際に食べてみると、まあまあ美味しいです。臭みやクセのない味で、天ぷらや唐揚げにすると良いです。内臓とエラだけ取って、頭が付いたままでも食べられます。
 
 
近縁種のシマハゼやスジハゼなども混じって釣れることがありますが、いずれも小型で可食部が少なく、敢えて食べるほどではありません。
 
 
私の場合は、他に魚が釣れたのであれば、リリースしています。
 
 
また、水槽で飼うことも可能です。
 

​釣り方

釣り方としては、イソメやゴカイ、オキアミを使った胴付き仕掛け、投げ釣りなどです。
 
 
ハゼ釣りや、キス釣りの際に釣れてくることが多いです。
 
 
投げ釣りでは、特に小型の個体の場合、掛かっていることに気が付かないこともあります。その際は、仕掛けを回収して初めて掛かっているのに気が付きます。




 

​まとめ

サビハゼは小型のハゼで、内湾での釣りでは割と頻繁に釣れます。

 
 
まとまって釣れたのであれば、天ぷらや唐揚げにして食べるとそれなりに美味しいです。
 
 
食用としてはあまり認知されていませんが、この魚を餌として、ヒラメやエソが釣れることもあります。