花粉症 舌下免疫療法とは? メリットとデメリットについて
免疫療法
花粉症の治療法には免疫療法というのがあります。該当する植物(スギ、ブタクサなど)の花粉を投与し、体を慣れさせていくというものです。
皮下免疫療法
皮下免疫療法では濃度の薄い花粉の抗原を週1~2回ずつ注射していきます。そして、徐々に濃度を高くして、決められた濃度に達したら、2週間に1回、最終的に月に1回注射します。ただ、副作用としてアナフィラキシーを起こす可能性があります。
舌下免疫療法
一方、舌下免疫療法は副作用は局所的で軽度です。舌下免疫療法は毎日、舌にスギ花粉治療用エキスを2分間垂らします。1日1回、少量から服用をはじめ、2週間は徐々に増量し、その後は決まった量を継続して花粉症シーズン中も服用します。
免疫療法のメリット、デメリット
免疫療法は、花粉症を完治することができます。対症療法の薬だと、費用もかさみますし、副作用の心配も毎年あります。
尚、治療受けた3割は完治し、5割は症状が緩和し、2割はほとんど効果がありませんでした。
長期間の継続が必要で、3年~5年という長期間の投与が必要となります(もちろん花粉症の季節以外もです。途中で中断したら、また初めからやり直しとなります。)
花粉症の治療法は対症療法が多かったですが、根治も手軽にできるようになりつつあります。今や、国民病である花粉症。それを根絶させることはできるのでしょうか?
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