さくらサーバーに独自ドメインを設定する方法

2019年9月25日

今回はさくらインターネットサーバに独自ドメインを設定する方法を紹介します。

 

あまりよくわからずに設定すると、結構面倒なことになる可能性があります。

 

そのため、私が間違ってしまったり、間違えそうになった点についても紹介します。

​​さくらサーバに独自ドメインを設定する方法

まず、さくらインターネットにログインして、サーバコントロールパネルにアクセスします。画像 

その後、「ドメイン設定」の「ドメイン/SSL設定」に進み、をクリックします。

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その後、下記のような画面が表示されます。 

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既に独自ドメインを取得している場合、さくらインターネット以外の会社のドメインをさくらインターネットに移管することができますが、敢えてする必要はないでしょう。

 

ですから、5の「他社で取得したドメインを移管せずに使う」の「ドメインの追加へ進む」選択します。

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追加する独自ドメイン名または、サブドメインを入力します。

1つ注意点があります。ここでは、一つのドメインを複数のサイト(無料ブログや別サーバー)で使用している場合や、その予定がある人は、サブドメインで追加した方が良いです。

ここで、ルートドメイン単位で追加して、ネームサーバーを書き換えると、さくらインターネットでしかそのドメインを使えなくなりますので、注意が必要です。

ドメイン名を入力すればサーバー側の設定は終了です。

ネームサーバー側の設定

私の場合はお名前.comでドメインを取得しました。他の会社でドメインを取得した際にも設定はほぼ同じです。

ルートドメイン単位での設定方法

「ネームサーバーの変更」から、該当するドメインを選択し、ネームサーバー情報を入力します。

プライマリネームサーバ1 ns1.dns.ne.jp

セカンダリネームサーバ2 ns2.dns.ne.jp

上記の2つを入力します。

 

サブドメインの設定方法

まず、「DNS/転送設定」に進みます。

次に該当するドメインを選択します。

そして、「DNSレコード設定を利用する」に進みます。すると下記の画面になります。

さくらサーバ側での指示に従って記述します。

TYPEをNSにして、サブドメインを入力し、ホスト名にネームサーバー情報を入力すればOKです。

ホスト名 sub.example.com
種別 NS
内容 ns1.dns.ne.jp
優先度 0

ホスト名 sub.example.com
種別 NS
内容 ns2.dns.ne.jp
優先度 0

※サブドメインが「sub」、ルートドメインがexample.comの場合の例です。

 

保存すればこれで設定は完了です。ただ、反映には少し時間がかかる場合があります。

wwwの付与について

最後に気をつけたいのが、ドメイン詳細設定です。wwwをサブドメインとして登録した場合、wwwを付与したくない場合は、「wwwを付与せずマルチドメインとして使用する」を選択します。

意図せずwwwが余計に付くことで、混乱する元になるので注意が必要です。上級者設定となっていますが、気にしなくても大丈夫です。

wwwを付与しない場合でも推奨の方で問題ありませんが、wwwを付与する予定が無ければ上級者向けにすると良いです。また、後から何度でも変更できます。

まとめ

私はseesaaブログからwordpressに移行する際にこの設定を行いました。

 

移行の場合は、最後に行う作業がドメインネームサーバー(DNS)情報の変更になります。そのため、DNS情報の変更までに移行の準備を完了させておきましょう。

 

一見難しそうですが、用語の意味などが分かっていなくても手順通りにすれば、割と簡単に設定できます。この設定ができれば、複数サイトをサブドメインで運営する際にも応用できて便利です。

 

質問やわかりにくいところなどがあれば、是非コメントして下さい。