危うい日本 今出来ること 【災害】

2019年3月17日

今の日本は世界的にはかなり裕福な国です。しかし、このような時代がいつまで続くかわかりません。ここ最近、危うさが増している気がします。

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​暴風で倒れた木々

​災害
​​日本は自然の恵みと、災害の脅威とともに歩んできました。日本人は災害を乗り越えて、今の近代的で裕福な日本を構築したのです。


しかし、2011年3月11日、​東日本大地震が発生しました。この地震により東北では壊滅的な被害を受けました。また、1万人以上の死者を出すというのは、先進国における災害の中では相当な数と言えます。


さらに、原発事故が発生したこともあり、復興が思うように進んでいません。
 東京オリンピック開催の決定などにより風化しつつありますが、現実は悲惨です。
その状況下、熊本地震、鳥取地震、九州北部豪雨、大阪北部地震、西日本豪雨 、北海道地震など、ここ数年大きな災害が相次いでいます。


災害で十分に復興が進んでいない状況でさらに、大きな災害が来るという、正に「泣きっ面に蜂」な状況です。


今の日本だからこそ何とかやっていけますが、今後必ず災害に耐え切れるとは言い切れません。


原発事故、人口密集地での大災害、海抜ゼロメートル地帯(特に東京において)での高潮や津波による浸水など、日本を衰退させかねない問題が今後起こる恐れがあるからです。


そのため、災害に備えて早急に対応しなければなりません。そして、早期復旧、復興するための態勢を取っておくべきです。特に、物流やインフラに関わることは重要です。


実例として、関西国際空港が機能しなくなっただけでも大きな影響を及ぼしました。かつて関西国際空港は「税金の無駄遣い」「第2滑走路は三大バカ事業の一つ」などと言われたこともありました。しかし、今や関西を代表する空の玄関口となっているのです。


こういった、普段その重要性を実感していなくても、災害時にはそれを思い知らされることとなるのです。


​ なので、普段から少しでも人やモノのありがたみを感じ、失ってから気付くことのないようにしたいものです。

​​
また、日頃からの対策が重要です。

・避難場所の確認

・危険な場所(河川の周辺、ブロック塀、壊れやすい建物など)を把握する

・水や食料の備蓄

・大切なものを守る方法(保管するための頑丈で防水の密閉された入れ物を用意する、保管する場所を考えるなど)を講じる。


​災害に
関する保険の契約内容をしっかり見ておくこと。(適用されると思っていたのに実は適用外ということがよくあります。※1)
※1​保険会社の人が、実際にマンションにおいての実例をお話ししてくれました。
マンションの共用部分(ベランダや外壁など)は保険が適用されるが、部屋の中、車や自転車などが飛んできたものなどで損害を受けても、適用外で自己負担ということがあったそうです。(平成30年9月の台風21号における事例) 


​いつ起こるかわからない災害ですが、起きてから後悔しては遅いです。早めの対応が功を奏すこととなります。

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