米朝の不思議な関係 北朝鮮が譲歩!?
ここ数週間の北朝鮮情勢には着いて行けません。
一連の流れ
南北首脳会談が行われる。
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米朝首脳会談に向けて話が進み、会談の日程が決まり、北朝鮮は核実験場の坑道を爆破。
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しかし、その直後アメリカ側が会談の中止を発表。
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ところが、北朝鮮もアメリカも予定通り会談を行う用意がある。
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再び南北が首脳会談を行う。
今までであれば、北朝鮮側がいちゃもんを付けるところでしたが、トランプは違いました。
自ら中止を表明してみせたのです。
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こうされると、北朝鮮も動揺が隠しきれません。
今までならば、いちゃもん付ければ譲歩してくれて、易々と金だけを持ち逃げできました。
しかし、相手が先に中止を表明すると、北朝鮮側が譲歩しなければならなくなったのです。
アメリカ人の人質が帰国したこともあり、アメリカはかなり強気です。もはや、関係改善か破壊のどちらかです。
アメリカとしては、「北朝鮮が仲良くしたいと言うならばそれに応えてやろう、もしその気がないなら徹底的に破壊するのみ」という感じです。
一方、日本は北朝鮮に対して非常に軟弱です。その大きな理由は、拉致被害者を返してもらえるまで、強気な態度をとれないからです。
しかし、その割には強気なアメリカに流されがちです。
自分の国のことですから、それぐらいは自分で戦略を練って、実行に移すべきなのです。
今の日本は、アメリカを後ろ盾に関係改善を図っているとも言えますが、北朝鮮側からすると、好都合でしょう。
話が進んでも、アメリカに邪魔されて話が進みません。韓国やアメリカとの関係改善が無理でも、日本だけなら関係改善に運べるところを、アメリカに同調するせいでチャンスを逃します。
北朝鮮は拉致被害者という人質を持っています。実力の差はさておき、日本なんてそうそう怖くないでしょう。拉致被害者の話を持ち出せば、日本は譲歩してくれるからです。
前にも同じようなことを言いましたが、日本はもっと自分の判断を尊重すべきです。アメリカがどう言おうが、拉致被害者を返してもらえるまでは、強気な態度をとってはいけません。問題が解決されればいくらでも強気で臨めます。また、問題が解決されるまで、金を与えてはいけません。
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中途半端なことをしてきたせいで、このような状況が生まれてと言えます。日本政府には今度こそ、このチャンスを逃さないようにしてほしいです。
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