北朝鮮に500億円も持ち逃げされた日本
日本は北朝鮮が非核化を約束するたび資金提供を行ってきましたが、約束は破綻し続けました。安倍晋三首相は昨年9月の国連総会で演説し「詐取」との表現を使って非難していました。
日本は諸外国から舐められています。特に中国や朝鮮半島に。
同盟国でもあるアメリカでさえも疑わしいところである中、日本は北朝鮮には随分とカモにされてきました。
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被害額も随分なものです。
500億円!?
1994年の米朝枠組み合意で、北朝鮮の核開発凍結と引き換えに、軍事転用可能なプルトニウム生産につながる黒鉛減速炉に代わって軽水炉2基を供与することを決定しました。そして、軽水炉建設の事業主体である朝鮮半島エネルギー開発機構(KEDO)を通じ、日本は総額46億ドル(約5600億円)のうち1100億円超を負担することになりました。
しかし、北朝鮮は2002年、国際原子力機関(IAEA)の査察官を国外追放し、米朝合意はなんと破綻したのです!それまでに日本が約500億円を支出していた建設は基礎工事途中で停止されました。
また、北朝鮮の核問題に関する6カ国協議では2007年、北朝鮮は非核化の初期段階措置として、60日以内の寧辺の核施設の停止と、IAEAの監視受け入れを約束した。査察費用の総額170万ユーロ(約2億7000万円)のうち、日本は50万ユーロ(約8000万円)を負担しました。
そして、北朝鮮は寧辺の原子炉冷却塔を爆破する映像を世界に流しました、昨年までに計6回の核実験を行っています。はい、見事に持ち逃げされましたね。裏切られましたね。
まあ、あの爆破の映像はいわくつきですからね。どうせ中の設備は避難させて、既に新しいものが出来上がろうとしていたのでしょう。
しかし、笑って済ませられるわけがありません。日本はおかげで金銭的な損害はもちろん、北朝鮮に軍資金を与えてしまったのです。
その金は一体どこから来てると思ってんだ💢っと言いたくなります。国民の税金を使って運営している政府ですから、カネの使い方を考えて欲しいものです。
北朝鮮には困ったものですが、政府もどうかしています。
そりゃあ、安倍首相も怒りたくなるでしょう。これでは無限ループです。
関係改善→日本が金を恵む→北朝鮮に蓄えができる→核開発やミサイル開発を推し進める→世界から非難を浴びる→世界から孤立→蓄えが無くなってくる→歩み寄る→関係改善→…。
しかし、河野太郎外相は、IAEAが北朝鮮に査察に入った場合、費用を負担する意向を示しています。3億円規模のIAEA核不拡散基金からの拠出を想定しているようですが、政府内には、「拉致問題を抱える日本はよく考えないといけない」など安易な費用負担に対する慎重姿勢は根強いです。
何とか安倍首相には、費用負担を食い止めて頂きたいです。我々国民はミサイルのために税金払ってるんじゃないからな!
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本当にこれからの日本はどうなるのでしょう。安倍政権は色々な問題もありましたが、何とか食い繋いでいるのは、こういう所で期待されているからでしょう。しかし、期待を裏切った時はその責任は重大であることは確かです。
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