【衝撃】クサフグを捕食するウツボ
【衝撃】クサフグを捕食するウツボ!
https://m.youtube.com/watch?v=O6r14cUHXQI
youtubeを見ていると興味深い動画を見つけました。なんと、クサフグをウツボが捕食していたのです。
膨らむフグを見事に捕食しています。皮も固そうですが、破ってしまいました。
クサフグは浅瀬で産卵します。その際に、陸上でもニョロニョロと動き回ることができるウツボは、捕まえやすいクサフグを食べに来たのです。
クサフグはフグの仲間で、毒を持っています。
人間でさえもフグ毒で死に至る例があります。ましてや、人間よりもはるかに小さいウツボがフグを食べれば、効かないはずがないでしょう。
ウツボにフグ毒は効くのか
近年の研究では、メジナと比べて50〜100倍のフグ毒に対する耐性を持っているようです。
とはいえ、量によっては中毒することもあります。
実際、フグ自身も人為的に多量のテトロドトキシン(フグ毒)を与えると、死んでしまいます。
(フグは、人や他の魚よりもはるかに耐毒性があるので、普通は中毒しません。)
ただ、一定数無毒の個体がいるため、フグを食べて中毒しない場合も多いようです。また、毒の量が少ない場合も同様に中毒しません。

他にもサメやエソなどが、フグを捕食する例がありますが、上記の理由でいつも中毒するというわけではないようです。
ただ、基本的に他の魚たちは毒を嫌って、フグをあまり食べようとしません。食べようとしても、フグが水を飲んで膨らんで飲み込めない場合が多いようです。また、皮が固いため食い破ることも難しいです。
尚、比較的毒の量が少なく、サイズも小さい稚魚は、成魚に比べると捕食されることも多いです。
最後に
フグを最初から食べようとしない魚や、今回のウツボのようにフグを食べる魚がいたりと、自然界は不思議なことが多いですね。
また、フグ以外の魚でも耐性を持っている可能性があるようです。ただ、まだまだ謎が多いのが現状です。
フグと毒(テトロドトキシン)の関係に関してもまだ謎は多いようで、今後の研究に注目です。
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