「見えない広告リンク」が増加中!?突然別のサイトに飛ばされる原因について
最近は多くの人が広告に慣れ、通常のバナー広告による宣伝効果が得られにくくなっている場合もあるようです。
そんな中、「見えない広告リンク」を仕組むサイトが増えております。
見えない広告のリンク
一見広告の無いサイトでも、サイト内のどこかをクリックすると、ポップアップ広告や新しいウィンドウに広告が表示されます。
ポップアップ広告とは、ある特定のウェブページを開いた時に自動的に一番手前に表示される広告用の小さなウィンドウの事です。
この手の広告は、いきなり別のサイトに飛ばされる(強制リダイレクト)ことに加え、「ウイルスに感染しました」という偽の警告など、悪質な広告が表示されることがあり、迷惑がられることも多いです。
よく、違法の漫画サイトなどで、この手の広告が多いようで、その内の一つサイトのソースを確認してみました。
正体は「PopAds.net」
とある違法漫画サイトのソースを確認しました。
すると、PopAds.netという広告を発見しました。
この広告について調べてみました。
popads.netの概要・評判
海外の広告会社で、広告のインプレッションによって収益が得られる仕組みです。広告を貼る際の審査は簡単なため、グレーなサイトでも貼りやすいと考えられます。
ただ、評判は悪くないようで、実際導入したサイトによると、収益も結構良いとのことで、CPM(広告1000回表示あたりの収益)は200円程あるそうです。
海外の悪質な広告会社の場合、収益の支払いをしなかったり、正しい額が支払われないなどのトラブルも多いようですが、popads.netはそのようなトラブルは無く、しっかりと支払われるそうです。
また、広告の表示頻度を調整することで、ユーザーへの不快感を最小限に抑えるようにしているサイトもあるようです。
※尚、当サイトで表示される広告はgoogle adsenseのみです。google adsenseでは、広告リンクを隠すことは禁止されています。
迷惑な広告が表示される原因
広告を製作する会社の中には、強制リダイレクト広告(クリックやタップをしていないのにいきなり広告のサイトやアプリインストール画面に飛ばされる)やその先で偽のウイルス警告を出すようなものもあります。
悪質な広告を製作する会社も成果を出すために、強制リダイレクトでインプレッションを増やし、googleやAppleを装ったウイルス警告で恐怖心を与え、ウイルス対策のアプリのダウンロードを促すようにするわけです。
規制の難しさ
今日のオンライン広告はとても仕組みが複雑で、実際に広告が配信されるまでに代理店、第三者配信サーバー、アドネットワークなど複数の企業をまたがります。そのため、なかなか規制が難しいのが現状のようです。
中には広告会社も悪質広告に気付いていないこともあるようです。
ただ、広告会社も黙ってはおらず、マイクロアドでは、悪質な広告を排除するための対策を開始しています。
悪質な広告への規制が広がる中、今後、規制と悪質な広告とのいたちごっこが予想されます。
まとめ
近年、インターネットの普及に伴い、悪質な広告が増えております。
有名な広告会社であっても、規制するのは難しく、規制してもいたちごっこになるという状態です。
尚、迷惑広告が表示されるだけでウイルス感染するようなことは無く、単にウザいだけです。ただ、特にパソコンの場合は、変なファイルやソフトをダウンロードしないように注意しましょう。
もし、自分がよく見るブログなどで、迷惑広告が表示された場合は、コメント欄などで報告すると良いかもしれません。運営者本人も気付いていないことが多いようです。
尚、当サイトでは、google adsenseの広告のみを表示しており、googleからも私からも許可された広告のみ表示されております。また、広告による強制リダイレクトや、広告リンクを隠すことはadsenseで禁止されています。
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