ニッポンヒゲナガハナバチ
この虫はミツバチではありません。ニッポンヒゲナガハナバチといいます。
素手で掴んでいますが、刺されることはありませんでした。何度も捕まえて、手で掴んだことがありますが、刺されたことはありません。情報が少ないですが、この蜂はメスの場合、毒針を持っているようです。そのため、たまたま毒針を持たない雄ばかりを捕まえていた可能性が高いです。
また、外見の似たニホンミツバチと間違えると刺されるので要注意です。野外でよく見るミツバチは、ほとんどが毒針を持つ雌です。
ニッポンヒゲナガハナバチの大きさはおよそ12mm程です。本州,四国,九州に生息します。
巣は地中に作るようですが、私はまだ見たことがありません。
春になると、本種や本種によく似たシロスジヒゲナガハナバチとともに、河原などでよく見かけます。一見ミツバチのようですが、ヒゲが長いので見分けがつきます。また、動きが速いことでも見分けることができます。
刺す蜂は怖い印象が強いですが、刺さない蜂って結構可愛いんですよね。安心して観察できます。手にとってよく見ると、毛はフワフワ、大きな目、長い触覚…。とても魅力的な、春の虫取りにもってこいな虫です。
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