ティラピア
ティラピアは、ナイルティラピアやジルティラピアなどいくつかの種類があります。いずれもカワスズメの仲間で、体長は30センチほど。淡水、汽水の様々な環境に適応します。原産地はアフリカか中近東で、日本へは食用として移入されました。
寒さには弱い
水温が10度以下になる地域では生息が確認されておりません。また、沖縄では冬に凍死することもあるとのことです。
食性は雑食
雑食で、口に入るものなら何でも食べます。甲殻類、小魚、昆虫、それらの死骸、藻類など多岐に渡ります。
食用のための魚?
ティラピアの身は臭みが無く、とても美味しいので各国で食用とされ、養殖もされています。
日本では流通名は「イズミダイ」又は「チカダイ」と呼ばれている通り、クロダイやマダイに似ており、味もとても良いです。しかし、近年は鯛の養殖が盛んになったことで(鯛そのものが手軽に食べられるようになったため)、ティラピアの需要は減っています。
しかし、負の一面も…
とても有用な魚である一方、貪欲な食性から、在来種への悪影響もあり、要注意外来生物に指定されています。
沖縄にはかなり多くのティラピアが生息しており、在来種への圧迫が懸念されています。
もしティラピアを捕まえたら、是非食べてみて下さい。駆除して終いなんてもったいないのでね。どうせなら料理として活用すべきですね。もし食べることがあればブログに書きますね。
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