クロコサギ 傘に化ける!?
世界中には不思議な生物が数多くいますが、下の写真のクロコサギは、写真のように傘そっくりに化けて狩りをする鳥です。
こちらは普段の姿。上の写真の鳥と同じ鳥とは思えない、普通な見た目の鳥です。
Wikipediaより
生息地
クロコサギは、アンゴラ、ウガンダ、エチオピア、エリトリア、ガーナ、カメルーン、ガンビア、ギニア、ギニアビサウ、ケニア、コートジボワール、コンゴ、ザンビア、シエラレオネ、ジブチ、ジンバブエ、スーダン、セネガル、ソマリア、タンザニア、チャド、トーゴ、ナイジェリア、ナミビア、ニジェール、ブルンジ、ベナン、ボツワナ、マダガスカル、マラウイ、マリ共和国、南アフリカ共和国、モザンビーク、モーリタニア、リベリア、サハラ以南のアフリカとマダガスカルに分布しています。
形態・特徴
全長はおよそ50cm、全身は黒い羽毛で覆われています。
くちばしや後肢も黒いですが、趾(くるぶしから下の部分)は黄色いです。後頭部には冠羽が生えます。
幼鳥は、全身が黒褐色です。
生態
河川、湖沼、池、湿地等に生息し、群れで生活していることが多いです。
食性は動物食で、他のサギ類と同じように魚類、カエル等を食べます。
翼を傘のように広げる理由
浅瀬で翼を傘の様なドーム状に広げ、その中に頭部を隠し水中の獲物を捕食します。
他の動物に接近し、その動物から逃げた獲物が自分の作った影に隠れた所を捕食することもあります。
この翼を広げて影を作ることにより獲物を集めるのに役立ったり、日光を遮ることで水中の獲物を発見しやすくなる等の理由が考えられています。
翼の影は、船の影に魚が集まってくるのと同じような状況と言えます。
また、日光が反射しないようにすることは、釣りの時などに偏光グラスをかけるのとよく似ています。
そう考えると、理にかなった賢い狩りの仕方と言えます。
一見すると傘のように見え、一体何をしているのだろうか、意味があるのだろうか、などと人間から見れば疑問に思います。
しかし、これを船や偏光グラスに置き換えて考えると、とても効果的な狩りであると実感させられます。
こちらはクロコサギの狩りの動画
本当に傘のようなドーム状の形をしています。アフリカの珍生物クロコサギの狩りの仕方には驚かされます。
本当に傘のようなドーム状の形をしています。アフリカの珍生物クロコサギの狩りの仕方には驚かされます。
私もクロコサギの真似をして魚を獲ってみようかなw
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