楽しい虫取り 捕まえやすい蝉の特徴とは?チョウトンボも捕獲!

2019年8月24日

久々の虫取りです。たまたま用事で山に行ったので、ついでにセミ捕りをしました。

 

今回は、先日した虫取りの様子を紹介します。また、捕まえやすい蝉と捕まえにくい蝉の種類や時間帯の傾向についても紹介します。下記の目次を参照して下さい。

チョウトンボ、アブラゼミ、ニイニイゼミ

早速虫取りを始めます。場所はとある施設の駐車場。しかし、施設は既に使われていません。周りに人はいませんが、虫は沢山います。

そこら中で蝉が鳴いています。そんな中、黒い怪しげな虫が…。

割と簡単に網の中に入りました。

チョウトンボです。後から見ると随分ピンボケしてますね😭 次撮る時は綺麗に撮ります!

 

前にも同じ場所でこのチョウトンボを捕獲したことがあります。

 

他のトンボがあまりいない中、このトンボだけは多く飛び回っていました。なんか不気味な感じでした。しかし、近くでみると結構綺麗なトンボでした。

 

 

続いてはアブラゼミ。数は多いですが、今日見かけたアブラゼミは近づくとすぐに逃げます。関東ではアブラゼミは捕獲しやすい蝉とされていますが、関西ではクマゼミの方が捕獲しやすい蝉です。

 

関西ではクマゼミが圧倒的に多く、かなり過密です。アブラゼミも少なくないのですが、それほど過密ではないです。単純に数が多い方が捕獲もしやすいと言えます。

 

 

ニイニイゼミのメス

セミの鳴き声を追っていると、ニイニイゼミを発見。網は余裕で届きますが、枝が邪魔で網を入れにくいです。そのため、網を置いてジャンピングキャッチ!

見事捕獲できました。メスでした。メスは鳴かないので見つけにくいですね。

 

捕まえやすい蝉とそうでない蝉

基本的に捕まえやすさは、個体や時間帯に大きく左右されます。また、過密なところほど鈍い傾向がある気がします。

 

アブラゼミ、クマゼミ

私としては、アブラゼミが鈍いとは思えません。むしろ、クマゼミやニイニイゼミの方が鈍い印象です。

 

アブラゼミはニイニイゼミよりも見つけやすく、網を使えば比較的簡単に捕獲できます。また、手掴みも可能です。

 

朝のクマゼミはやや捕まえにくいですが、昼になると鈍くなります。簡単に手掴みができます。

 

クマゼミやアブラゼミは時間帯問わずよく捕れます。ただ、クマゼミは朝方、アブラゼミは夕方に活発に活動していると言えます。

 

ニイニイゼミ

ニイニイゼミは、近づくとすぐに鳴き止みます。かなり警戒心が強いのか、と思いきや、網を被せても気づかないことがしばしば。また、鳴き止んだ直後は飛ばずに歩いて移動している場合も多いです。捕まえる時は、網よりもむしろ素手の方が分が良いです。

 

ただ、ニイニイゼミは見つけるのが難しいです。動いてくれればわかるのですが、じっとしている時はなかなか見つけにくいです。

 

羽が木のような色をしている上に小さいため、なかなか見つけにくいです。

 

時間帯はあまり関係なく鳴いています。しかし、クマゼミが非常に多く鳴いている朝方よりも、夕方の方が声を聞き分けやすいです。

虫取りのコツ

上記に挙げた以外の蝉で、ヒグラシやツクツクボウシは捕獲が難しいです。近づくとすぐ逃げます。

 

素早い虫は迷うことなくすぐに網を被せる方が良いです。虫取りでは基本的に、見つけたらすぐに捕まえるのが良いです。しかし、走って駆け寄るのではなく、そっと近づくようにしましょう。

 

網をかぶせる際は、お尻の方からではなく、頭の方から被せると良いです。特に蝉の場合、下から網を突き上げるよりも、網を上げたところから被せる方が良いです。

 

虫取りをしているうちに、自分に合った取り方というのがわかってくると思います。そのため、虫取りが上手くなるためには、とにかく虫取りをするのが良いですね。

 

時々虫取りに関する記事を書いていますので、こちらも是非ご覧下さい。