花粉症、pm2.5対策 空気清浄機を選ぶ際のポイント

2019年4月22日

花粉症やpm2.5が猛威をふるっています。pm2.5については、誰にとっても有害です。様々な物質の微粒子が肺の奥まで入り込むことによって害が出やすいです。

しかし、これらは家や建物内にも侵入します。室内でずっとマスクというのは苦しいですね。では、どうするか?その対策の一つに、空気清浄機があります。花粉やpm2.5、黄砂などに有効です。

​​​空気清浄機

その名の通り、空気を綺麗にします。目に見えるホコリから花粉、pm2.5、黄砂、タバコの臭いなども除去します。

 2009年のパンデミックをきっかけにイオンなどの除菌技術が注目を集めましたが、空気清浄機の基本となる清浄方法はフィルターによる「ろ過」です。効率よく空気を吸い込み、ホコリや花粉をしっかり集じんフィルターで捕集することが重要です。つまり、集じんフィルターの性能が空気清浄機の性能を大きく左右します。
 
 
 たとえば、スギ花粉は直径30~40μm(マイクロメートル)、ハウスダストは10~40μm、黄砂は4μm、PM2.5 は2.5μm、ウイルスは500nm(ナノメートル)以下とものによって大きさは異なります。ただ、いずれも浮遊物よりもフィルターの目が細かくなければなりません。
 
 
「静電HEPAフィルター」「TAFUフィルター」がありますが、いずれも0.3μmの 粒子を99.97%以上キャッチする性能を保持しています。尚、TAFUフィルターは静電HEPAフィルターと同じ集じん能力を有しながら、集じん能力の低下を抑えたものです。

 
 

近年はスマートフォンとの連携機能のある商品が人気です。空気の状態をセンサーで感知し、PM2.5やVOC(揮発性有機化合物)などの含有率をスマートフォンのアプリで知ることができます。
このほか、外出先から運転を切り替えたり、自宅の空気の状況をチェックすることも可能です。さらにシャープは、人工知能(AI)やクラウドを利用し、ユーザーの使い方や住居にあわせた運転を学習して自動で運転をコントロールしたり、同社のエアコンと連動させることができます。
さらに、エアコンと空気清浄機の運転をあわせてベストな状態に調整してくれる機能を搭載したモデルもラインアップしています。

 

私も空気清浄機を持っています。とても便利ですが、注意したいポイントがあります。ちなみに、私は値段が安いものを使っていますが、ある程度新しいものであれば、性能は見劣りしないと思います。

​​​注意したいポイント

・適用床面積                                                    これは、日本国内における空気清浄機の性能を表す指標で、たばこ5本分の煙に含まれる粒子やガスを30分で浄化できる部屋の広さを表したものです。 実際の広さよりも広めにしておくと良いでしょう。フィルターの性能が徐々に低下することと、空気清浄の効率を上げることを考慮すると、その方が良いでしょう。

・手入れがしやすい製品 フィルターで空気の汚れを集じんすることが清浄方法の基本だからこそ、フィルターのメンテナンスは欠かせません。フィルターの掃除のしやすさを確認し、集じんフィルターの交換時期の目安と価格を確認しておきましょう。(フィルター交換の費用はちゃんと頭に入れておくべきです)また、加湿空気清浄機の場合は給水タンクや水トレー、加湿フィルターの構造が凸凹が多く、洗いにくくないかどうかも確かめておくべきです。 

空気清浄機には多くの種類がありますが、大手のものであれば性能は十分だと思います。 空気清浄機は、花粉、pm2.5以外にも、黄砂やホコリの除去にも使えます。一台あれば、かなり有用だと思います。特に、アレルギー体質の方には必見のアイテムだと思います。

花粉症

Posted by military